BtoB企業の製品やサービスは、高い専門性や独自の技術を持つものが多く、製品ページだけでその魅力を十分に伝えることは簡単ではありません。
「業界経験者なら理解できる」「営業担当が説明すれば伝わる」
そんな前提でサイトを制作してしまうと、初めて製品を知る人には内容が伝わらず、せっかくサイトへ訪問しても問い合わせにつながらないケースも少なくありません。
さらに近年では、Webサイトを訪れるユーザーの知識量もさまざまです。
同じ製品ページでも、見る人によって求める情報は異なります。
だからこそ重要なのは、「製品の説明」ではなく、「誰に、どの順番で、どう伝えるか」という情報設計です。
本記事では、専門性の高いBtoB製品を分かりやすく伝えるための製品ページ設計のポイントをご紹介します。
目次
01なぜBtoB製品は伝わりにくいのか
BtoB製品は、
「専門用語が多い」「導入効果がイメージしづらい」「使用シーンが限定される」「一般消費者には馴染みがない」という特徴があります。
そのため、製品スペックや機能一覧だけを掲載しても、初めて訪れたユーザーには魅力が伝わりません。
例えば、製造業向けの設備機器を紹介する場合でも、
「〇〇方式採用」 「高精度〇〇システム」といった技術情報だけでは、製品の特徴や、自社に必要な製品なのかまで理解してもらうことは難しいです。
まずは、「どんな課題を解決する製品なのか」を最初に伝えることが重要です。
02 製品ページでまず整理すべきこと
製品ページを制作する際は、「伝えたい情報」ではなく、「ユーザーが知りたい情報」から設計することが大切です。
例えば、次のような順番で情報を整理すると理解しやすくなります。
・この製品で何が解決できるのか
・どのような業界・用途に向いているのか
・製品の特徴
・導入するメリット
・導入事例
・仕様・スペック
スペックは重要な情報ですが、多くの場合、検討初期のユーザーが最初に知りたい内容ではありません。
「この製品は自社の課題を解決できそうだ」と思ってもらったうえで、詳細情報へ進める構成が効果的です。
03検索意図に合わせた情報設計が重要
同じ製品ページでも、訪問経路や知りたい情報は様々です。
- 製品名で検索した人
- ・詳しい仕様
・導入事例
・資料請求
- 「○○ 自動化」「○○ 効率化」のような課題で検索した人
- ・どんな課題を解決できるのか
・他の方法との違い
・導入メリット
つまり一つのページの中でも、検討段階の異なるユーザーが知りたい情報へスムーズにたどり着ける設計が必要になります。
そのため、目次やアンカーリンク、関連ページへの導線などを活用することも重要です。
04 製品ページだけで完結させない導線づくり
専門性の高い製品ほど、一つのページだけですべてを理解してもらうことは難しくなります。
そこで効果的なのが、関連コンテンツとの連携です。
例えば、
・業界の基礎知識
・専門用語を解説するコラム
・導入事例
・他製品との比較記事
・よくある質問
・動画による製品紹介
などを用意することで、「製品の理解」だけではなく、「業界への理解」の共感も深めてもらえます。
例えば、「○○とは?」という基礎知識の記事を読んだあとに製品ページへ誘導すれば、製品説明だけでは伝わりづらかった内容も理解しやすくなります。
また、SEOの観点でも関連コンテンツが充実しているサイトは検索エンジンから評価されやすく、サイト全体への流入増加も期待できます。
05制作事例|専門性の高い製品だからこそ「伝わる構成」を設計
当社では、専門性の高い製品・サービスを扱う企業様のWebサイト制作において、「情報を整理し、誰にでも分かりやすく伝えること」を重視しています。
例えば、製品紹介ページでは、技術的な説明をそのまま掲載するのではなく、
・製品で解決できる課題
・使用シーン
・導入によるメリット
・図解やイラストを用いた仕組みの説明
などを組み合わせ、初めて製品を知る方でも理解しやすい構成を設計しています。
その為、検索機能をどういった構成にするか、セグメントでできるよう設計するかが最も大切です。
また、製品ページだけでは伝えきれない内容については、関連コラムや導入事例への導線を設けることで、ユーザーが自然と理解を深められるサイト構成をご提案しています。
06まとめ
BtoB製品は、専門性が高いからこそ、「情報量」ではなく「情報設計」が重要になります。
製品ページに必要なのは、機能やスペックを並べることではなく、
「誰が」「どのような目的で訪れ」「どの順番で情報を知れば理解しやすいか」を考えた設計です。
さらに、関連コラムや導入事例、動画などを組み合わせることで、製品ページだけでは伝えきれない魅力や価値を補完し、問い合わせや資料請求につながる導線を構築できます。
株式会社アドップでは、専門性の高いBtoB製品やサービスについても、取材・情報整理・デザイン・コンテンツ企画まで一貫して対応しています。
「製品の魅力がうまく伝わらない」「問い合わせにつながる製品ページを作りたい」とお考えの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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