• TOP
  • コラム
  • 施設に外国人観光客を呼び込む、英語版サービスサイト制作の5つのポイント
  • 2026.09.01
  • WEB

施設に外国人観光客を呼び込む、英語版サービスサイト制作の5つのポイント

施設に外国人観光客を呼び込む、英語版サービスサイト制作の5つのポイント

インバウンド市場が成熟し、個人で旅行を手配することが主流となった今、外国人観光客は自らWebサイトを検索して訪問先や利用する施設を決定します。
施設や店舗の英語版サイトは、日本語版のレイアウトに英語のテキストを当てはめればいいと考えてはいませんか?
実はこれが、大きな機会損失を生んでいるかもしれません。

本記事では、当社が制作を担当したスーパー銭湯 湯処葛西様の英語版サービスサイトを例に、施設・店舗に外国人観光客を呼び込む英語版サービスサイト制作の実践的アプローチをご紹介します。

▼スーパー銭湯 湯処葛西様の英語版サービスサイトはこちら
yudokoro-kasai.com/en/

目次

  1. 01海外の主流である「ミニマリズム」を中心としたデザイン設計
  2. 02細くシンプルなフォントの選定
  3. 03日本人の「当たり前」を可視化し、ルールやマナーの不安を解消
  4. 04機会損失と対応コストを防ぐFAQ
  5. 05情報アクセススピードを高めるコンパクトな情報配置
  6. 06まとめ

01海外の主流である「ミニマリズム」を中心としたデザイン設計

日本のWebサイトは限られたスペースに多くの文字情報を詰め込む「情報密集型」が好まれる傾向にありますが、欧米を中心とする海外の主流トレンドは、無駄な要素を極限まで削ぎ落とした「ミニマリズム」です。
海外ユーザーは画面全体の余白を大胆に活かしたレイアウトに慣れ親しんでおり、情報を詰め込みすぎると「チープな印象」や「押し売りの雰囲気」を与え、施設のブランド価値を損ねかねません。
また、英語と日本語では文字数のボリューム感が異なるだけでなく、視線移動の癖も大きく異なります。

海外ユーザーに選ばれるためには、日本語版とはデザインを切り離して海外市場に特化した独自のWebデザインを構築する決断が重要です。

株式会社アドップ制作実績

▲余白を活かしたメインビジュアル

02細くシンプルなフォントの選定

フォントはサイトの信頼性や洗練さを瞬時に伝える重要な要素であり、海外のモダンなサービスサイトでは装飾のない細くシンプルなフォントの採用が定石となっています。

英語は26文字のアルファベットの組み合わせで構成されるため、漢字に比べて文字自体の情報量が圧倒的に少なく、細いフォントを使用しても優れた視認性を保つことができます。これにより、デザイン全体に洗練されたプロフェッショナルな印象を漂わせることが可能になります。
また、スマートフォンなどのデジタルデバイスでの閲覧時においても、細くシンプルなフォントは画面をすっきりと見せ、スクロール時の目の疲労を大幅に軽減します。

日本で主流のフォント(ゴシック体や明朝体など)をそのまま英字に置き換えるのではなく、グローバル基準のトレンドにフォント選びを合わせることで、外国人観光客に対してWebサイトとしての信頼度を高めることができます。

株式会社アドップ制作実績

▲細くシンプルなフォント選定

03日本人の「当たり前」を可視化し、ルールやマナーの不安を解消

観光庁の調査などでも、外国人観光客が旅行中に困ったこととして「施設利用時のルールやマナーが分からない」という点が常に上位に挙がっており、サイト上で事前にこの情報ギャップを埋めることがコンバージョンの鍵になります。

例えば、温泉施設における「湯船に入る前に体を洗う」、伝統的な飲食店における「靴を脱いで上がる」、アミューズメント施設における「独自の機材やチケットの使い方」など、日本人なら説明不要な手順をイラストや動画を交えて丁寧に解説します。
これにより、ユーザーは「自分でも問題なく体験できる」という安心感と確信を得ることができます。

また、「土足厳禁」や「ドレスコード」「キャンセルポリシー」といった注意喚起や日本固有のマナーを明確に記載することも重要です。
これは海外ユーザーの心理的障壁を下げるだけでなく、来訪時の現場の混乱を防ぐ効果もあります。

株式会社アドップ制作実績

▲施設利用時のマナー・ルールを伝えるコンテンツ

04機会損失と対応コストを防ぐFAQ

外国人観光客が抱く疑問の本質は日本人のものとは異なります。
「ベジタリアンやハラールに対応したメニューはあるか」「大型スーツケースを事前に預けられるか」「タトゥー(刺青)があっても入場・利用できるか」「英語を話せるスタッフは常駐しているか」など、外国人旅行者の文化的背景や切実なニーズに直結する質問を独自に抽出し、明確な回答を掲載する必要があります。

また、これらの疑問がサイト上で解決しない場合、ユーザーは問い合わせの手間を嫌って競合の施設へ流れてしまうか、あるいは同様の内容の問い合わせメールが施設に多数送られる可能性もあります。
インバウンドに特化した独自のFAQを拡充することは、外国人ユーザーの離脱による機会損失を防ぐだけではなく、窓口業務のコストを削減するというメリットをもたらします。

株式会社アドップ制作実績

▲FAQコンテンツ

05情報アクセススピードを高めるコンパクトな情報配置

外国人観光客が実際に日本に滞在しているフェーズでは、スマートフォンを使った移動中や限られた時間内での情報検索が中心となるため、情報アクセスのスピードがコンバージョンを決定づけます。

海外ユーザーが施設の公式サイトを訪れる最大の目的は、多くの場合「今日行けるかどうか」と「いくらかかるか」の確認です。
Webサイトのユーザー行動データでも、目的の情報が数秒以内に見つからない場合は過半数が離脱するとされているため、料金プランや営業時間はコンパクトに集約し、一目で確認できる設計にする必要があります。

株式会社アドップ制作実績

▲料金と営業時間をコンパクトに表現

06まとめ

いかがでしたでしょうか。
英語版サービスサイトの制作とは、単なる「言語の置き換え」ではなく、海外ユーザーの視点、文化、そして旅行の状況に合わせた「顧客体験の設計」です。
このアプローチを意識することで、世界中の外国人観光客から選ばれ、信頼される強力なインバウンド集客ツールとなるはずです。

株式会社アドップでは、英語版サイト制作において
●ライターによるコンテンツ案・構成案・原稿案のご提案
●翻訳作業
●集客施策策定・WEBマーケティング
など、デザインだけではなく総合的にサービスを承っております。

「外国人観光客の集客が伸び悩んでいる」
「海外向けサイトを新たに立ち上げたい」
「海外向けサイトの見直し・リニューアルを考えている」
そんなご担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。

制作実績はこちら> adop.co.jp/showcase/
お問い合わせはこちら>adop.co.jp/contact/

OTHER COLUMN 関連コラム