展示会は、新しいお客様との接点をつくる重要な場です。しかし、BtoB企業が扱う専門性の高い製品や技術は、一目見ただけでは内容が伝わりにくく、せっかくブースの前を通っても素通りされてしまうことも少なくありません。
「目立つブースにしたい」と考え、大型の木工ブースやオブジェ、映像演出などを取り入れる企業も多くありますが、本当に重要なのは、興味を持ってほしい来場者に「自分に関係がある展示だ」と気付いてもらうことです。
今回は、当社が制作した日本カラー工業様の展示会ブースを事例に、専門商材だからこそ意識したい展示会ブースデザインの考え方をご紹介します。
01展示会ブースは「目立つこと」だけではない
展示会では、数多くの企業が限られたスペースの中で来場者へアピールします。
そのため、大型の木工ブースやオブジェを設置したり、映像や照明を取り入れたりと、ブース全体のインパクトを重視したデザインも多く見られます。
もちろん、来場者の目を引くことは大切です。
しかし、それ以上に重要なのは、「誰の目を引くか」ということです。
専門商材を扱う企業では、会社名や製品名だけでは事業内容が伝わりにくく、興味を持ってもらう前に通り過ぎられてしまうこともあります。
だからこそ、ターゲットとなる来場者が「この会社は自分に関係がありそう」と感じられる情報設計が重要になります。
専門商材は"何をしている会社か"を伝えることが重要
展示会には、すでに会社を知っている方だけではなく、初めてその企業を知る来場者も数多く訪れます。
そのため、
・どんな技術を持っているのか
・どんな業界向けなのか
・どんな課題を解決できるのか
を短時間で伝える工夫が必要です。
「目立つデザイン」だけでなく、「内容が伝わるデザイン」を意識することで、商談につながる可能性も高まります。
02日本カラー工業様の展示会ブース事例
今回、日本カラー工業様の展示会ブースでは、イメージ写真を大きく見せるデザインではなく、製品や技術に関連するキーワードを壁面いっぱいに配置したデザインをご提案しました。
一般的な展示会では、製品写真や企業イメージを中心に構成することも多くあります。
一方、日本カラー工業様の場合は、専門性の高い製品を扱っていることから、まずは「どのような技術を持つ会社なのか」を理解してもらうことを優先しました。
関連キーワードでターゲットへ訴求
展示会では、来場者がブースを見る時間は数秒と言われています。
そこで今回は、業界でよく使われる専門用語や関連キーワードを壁面全体へレイアウトしました。
遠くからでも目に入りやすく、
「この技術なら関係がありそう」「探していた内容かもしれない」
と感じてもらえることを狙っています。
また、文字をデザインの一部として見せることで、専門商材ならではの世界観も表現しています。
03専門商材だからこそ文字で伝えるという選択
展示会ブースでは、写真やビジュアルを大きく使用するデザインが多くあります。
しかし、専門性の高い商材では、イメージだけでは製品の特徴や技術力が十分に伝わらないこともあります。
そのような場合は、文字を効果的に活用することも一つの方法です。
文字は情報ではなく"デザイン"になる
文字を多く並べることが目的ではありません。
重要なのは、
・来場者が反応する言葉を選ぶこと
・読ませるのではなく、目に入る配置にすること
・情報を整理して優先順位を付けること
です。
文字もデザインの一部として設計することで、「何をしている会社なのか」が伝わりやすくなります。
04まとめ
展示会ブースでは、「目立つこと」が目的ではなく、「ターゲットに伝えること」が重要です。
特に専門商材では、会社名や製品名だけでは魅力が伝わりにくいため、来場者が興味を持つキーワードや技術を分かりやすく伝える情報設計が欠かせません。
今回の日本カラー工業様のように、専門用語や関連キーワードをデザインとして取り入れることで、企業の強みや技術力を一目で伝えることができます。
株式会社アドップでは、ブースデザインだけでなく、ターゲット分析や情報整理を含めた企画・デザインをご提案しています。展示会で「伝わるブースづくり」をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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