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省ページでも魅力を伝える学校案内パンフレット制作

省ページでも魅力を伝える学校案内パンフレット制作

近年の高校生の進路選択行動は、WEBの普及や少子化を背景に急速に変容しています。
広報担当者として「情報量は多いほうが親切」「他校に負けないよう、カリキュラムや設備をすべて網羅しなければ」という固定観念にとらわれていませんか?

最新のデータが示すのは、高校生の「情報収集の早期絞り込み」と「タイパ(タイムパフォーマンス)重視」の傾向です。
本ガイドでは、限られたページ数で確実にターゲットの心を掴み、WEBへと誘導する「省ページ学校案内」の具体的な実践方法をご紹介します。

目次

  1. 01なぜ今、学校案内パンフレットに「省ページ化」が求められるのか
  2. 02省ページでも心を掴む!3つの実践アプローチ
  3. 03まとめ

01なぜ今、学校案内パンフレットに「省ページ化」が求められるのか

従来の「全学科の情報を1冊に詰め込んだ分厚いパンフレット」は、現代の学校広報において逆効果になるリスクも考えられます。
情報過多の時代だからこそ、あえてページ数を絞り込む「省ページ化」が、これからの専門学校・大学の集客成功の鍵を握っています。

従来の「情報詰め込み型」学校案内から脱却すべき理由

・検討ハードルが上がり、選考フェーズから脱落する
読むのにパワーが必要な分厚い資料は後回しにされやすく、競合校との比較検討にすら進めないリスクが高まります。

・自校の「独自の強み」が埋没する
全学科のカリキュラムや施設、資格実績を等価に並べた網羅型の案内書は、自校の一番のウリを不鮮明にします。
一読して「この学校が何において強みがあるのか」が伝わらなければ、他校に埋もれてしまいます。
ページ数を絞ることは、貴校の強みを尖らせ、高校生に正しく届けるための必須プロセスなのです。

集客力を高めるのは「クロスメディア戦略」

省ページ化を成功させるためには、パンフレット(紙)とホームページ(WEB)の役割を完全に分担させる「クロスメディア戦略」が不可欠です。
マイナビ進学総合研究所の調査(souken.shingaku.mynavi.jp)によると、現在も9割以上の高校生がWEBと紙媒体を併用して情報収集を行っています。
つまり、紙を無くすのではなく、その役割を以下のように再定義することが重要です。

紙媒体(パンフレット)
【情緒的価値の伝達】ブランドアイデンティティの担保
・学校の世界観(トーン&マナー)
・エモーショナルな魅力
・直感的な憧れの醸成

WEB媒体(公式サイト)
【論理的納得の醸成】最新情報へのアクセス担保
・入試要項
・詳細なカリキュラム
・学費サポート
・教員紹介
など(頻繁に更新される情報)

02省ページでも心を掴む!3つの実践アプローチ

ページ数を絞り込む「省ページ化」を実現するには、ただ情報を削るのではなく、掲載するコンテンツを厳選する必要があります。

ここからは、弊社が制作を担当した東京保育専門学校様の学校案内パンフレット(計24ページ)を例に、
ページ数を絞り込みながらも、高校生の心を確実に掴むための具体的な3つの誌面設計アプローチを解説します。

タイパ重視の高校生を惹きつける!自校の「強み」を凝縮する誌面設計

現代の高校生の進路選びは「タイパ(タイムパフォーマンス)」を極めて重視します。
数多くの競合校を比較する中で、最初の数秒で「自分に関係がある学校か」を直感的に判別しているからです。
また、心理学では、人間には「選択のパラドックス=情報が多すぎると、人間は選ぶことを放棄してしまう心理」があると言われており、膨大な情報をそのまま提示することは離脱を招きます。
情報を1箇所に凝縮することで、自校の一番のウリを最短で印象付けることができるのです。

どんな学校にも、他校にはない独自の強みや、在学生が入学を決めた「決定的な理由」が必ずあります。あれもこれもと欲張らず、学校の売りとなる核心部分をコンパクトにまとめて掲載しましょう。

株式会社アドップ制作実績

▲東京保育専門学校様 学校案内「選ばれる5つの理由」ページ

想像力を掻き立てる「エモーショナル」なビジュアル表現

スマホのタイムライン形式のコンテンツに慣れている現代の高校生は、紙面の長文を読み込む習慣が薄れています。
そのため、ぎっしりと文字が詰まったページは読まれずに飛ばされてしまう原因になります。

脳科学において、人間はテキストよりも画像(視覚情報)を圧倒的に速く、かつ記憶に残りやすい形で処理することが分かっています(ビジュアル優位性効果)。
文字だらけの誌面は、高校生にとって「読むコスト(負担)」と認識され、心理的ディスタンスを生んでしまいます。

言葉でダラダラと説明するのではなく、キャンパスで生き生きと学ぶ先輩の姿を大きなビジュアルで魅せることで、「自分がこの学校に通ったら」という未来の姿をエモーショナルに想像させ、自発的な興味を引き出すことができます。
また、ホームページを見れば詳しく分かる時間割や年間カリキュラムなどは、誌面には最低限の概要だけを簡潔に掲載すれば十分です。

株式会社アドップ制作実績

▲東京保育専門学校様 学校案内「昼間部 保育科1部」ページ

ウィンザー効果で行動を後押し! 信頼度を高める「リアルな学生の声」

進路検討期の高校生の多くは「本当にこの仕事に向いているのかな」「途中で挫折しないだろうか」という不安を抱えています。

マーケティングにおいては、売り手側(学校側)の一方的なアピールよりも、自分と境遇の近い第三者(先輩)の生の声の方が圧倒的に信頼されやすいという原則があります(ウィンザー効果)。
学校側からの単なるセールスだけではなく、「最初は不安だったけれど、こうやって乗り越えた」という、先輩の葛藤と成長にスポットを当てることで、読者である高校生は自分の未来を重ね合わせます。
これこそが、ページ数が少なくても学校に対する深い共感と信頼を抱かせ、オープンキャンパス参加という行動を後押しするものになります。

各紹介ページなどに一言ずつでもいいので、現役生や卒業生の「生の声(インタビューコメント)」を配置していきましょう。

株式会社アドップ制作実績

▲東京保育専門学校様 学校案内「東京保育専門学校を選んだワケ」ページ

株式会社アドップ制作実績

▲東京保育専門学校様 学校案内「就職サポート」ページ

03まとめ

いかがでしたでしょうか。
網羅型の分厚いパンフレットから脱却し、ページ数を絞り込む「省ページ化」は、タイパを重視する現代の高校生の価値観に寄り添った広報戦略です。
ターゲットにとって不要な情報(ノイズ)を引き算することで、本当に伝えたい自校の核心的な魅力がかえって際立ち、高校生の心に深く刺さるようになります。

パンフレットの役割を「すべての情報を詰め込む資料」から、「直感的な憧れを醸成し、WEBやオープンキャンパスへと誘導するツール」へと再定義すること。それこそが、競合校との差別化を図り、これからの学校広報を成功に導く第一歩です。
次回の学校案内制作では、ぜひこの「省ページ化」のアプローチを取り入れ、貴校の魅力が最大限に伝わる広報戦略を目指してみてはいかがでしょうか。

株式会社アドップでは、学校案内パンフレットのデザイン・印刷だけではなく、
・ライターによるコンテンツ案・構成案・原稿案のご提案
・WEBデザイナーによるWEBへの展開案・デザイン・コーディング
なども併せて承っております。

「自校の魅力をどう絞り込めばよいかわからない」
「紙とWEBの効果的な連携方法について知りたい」
そんなご担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。

制作実績はこちら> adop.co.jp/showcase/
お問い合わせはこちら>adop.co.jp/contact/

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